国際捕鯨委員会から日本政府が脱退
実は国際捕鯨委員会から日本政府が脱退を通知したのは2018年12月のお話。
会は原則2年に1度開かれ、商業捕鯨再開に向けた日本の提案が否決され、2019年6月に正式に脱退した。
1990年代初めから約30年近く反捕鯨国との交渉されていたが、多方面の観点から議論と折り合いのポイントを探していたが失敗に終り脱退。
そりゃ可能な限り時間を掛けて模索して交渉してたのに、提案を否決されたら加入の意味がないから脱退するのは普通だよね。
国際捕鯨委員会とはどんな組織?
国際捕鯨条約に基づき、くじらの資源や産業の秩序をある発展を目指して、設立された国際的な組織。(日本は1951年に加入)
事務局はイギリスのケンブリッジに存在し、基本的には2年に一回総会が開かれる。
加盟国は88か国(2019年7月現在)。
捕鯨支持36、中間派3、反捕鯨50、不明1
捕鯨を指示する国と中立派と反対派が加盟している。
ちなみに国際捕鯨委員会が「破産の恐れ」ありとニュースに出ているけど、本当なのだろうか?
そもそもこの組織の運用に、そこまでコストが掛かるのかが疑問…。
これが事実だとして、日本脱退から約3年。加入してから30年。日本が結構な加盟金なるものを払っていたことになるよね。
国際捕鯨委員会の現在と、国内の商業捕鯨の現在
脱退してからの現在。情報は見当たらずですね。
その代わり商業捕鯨がスタートしてから、国内では苦戦が続いている模様。実際に自分が住んでいるスーパーで鯨肉が売っているの見たことないし、販売先は限定されているのかな…。
どこかのニュースで、
くじら肉1キロあたりの平均の卸値は1,100円台で、補助金がなくても採算がとれる1,200円には届いていない。
というのを見て、もう少しメディアなどで美味しさを取り上げられても、いい気がするんだよね。
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